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Redisのダンプ・リストア方法

【概要】このドキュメントではLinuxサーバーにおけるRedisサーバーのデータをダンプし、リストアする方法をまとめています。リストアは手順を間違えるとデータが消える可能性があります。別サーバーへのRedisデータ移行等を行う際に参考にしてみて下さい。参考としてダンプファイルの出力先とファイル名の変更についてもまとめています。【ダンプ】0. ダンプファイルの確認下記のファイルが存在すれば既にダンプファイルは存在します。よって、その場合は下記にある1の手順を行う必要はありません。ls -al /var/lib/redis/dump.rdb1. ダンプダンプファイルが存在しなかった場合、下記のコマンドでダンプファイルを作成して下さい。redis-cli bgsave上記のコマンドで「/var/lib/redis/dump.rdb」が作成されます。出力先は「/var/lib/redis/dump.rdb」がデフォルトですが、redis.confの設定を変えれば出力先とファイル名を変更できます。【リストア】1. Redisサーバーを停止するdumpファイルを格納し、Redisを再起動すると格納したデータが消える為、先ずRedisを停止します。systemctl stop redis2. ダンプファイルを移設別サーバーにリストアする場合、scpコマンド等でdumpファイルを移設しておいて下さい。sudo mv dump.rdb /var/lib/redis/※1 「/var/lib/redis/dump.rdb」ファイルの所有グループ、ユーザーがredisの為、sudoで実行している。よって、rootユーザー場合はsudoは不要。※2 ファイル転送の際にdumpファイルの所有者、所有グループが変わってしまった場合、下記のコマンドでredisユーザーかつredisグループに変更して下さい。sudo chown redis. dump.rdb権限変更は下記のコマンドで確認できます。ls -al /var/lib/redistotal 108Kdrwxr-x---2 redis redis22 May 18 21:47 .drwxr-xr-x. 31 rootroot4.0K May 14 12:04 ..-rw-r--r--1 redis redis 102K May 18 21:47 dump.rdb3. Redisサーバー起動systemctl start redisこれでリストアした状態のRedisが起動されます。【参考:ダンプファイルの出力先とファイル名を変更する】/etc/redis.conf に出力先とダンプファイル名を設定しています。デフォルトの設定では、出力先パスは「/var/lib/redis」で、ファイル名は「dump.rdb」になります。・/etc/redis.conf のデフォルトの設定箇所dbfilename dump.rdbdir /var/lib/redis・出力先を変更するvi /etc/redis.conf変更例dir /data/backup/これで「/data/backup/」にdump.rdbファイルが作成されます。・出力ファイル名を変更するvi /etc/redis.conf変更例dbfilename dump20200518.rdbこれで作成されるファイル名が「dump20200518.rdb」に変更されました。・設定反映Redisの設定を反映する為にRedisを再起動します。systemctl restart redis

カテゴリ: Redis 2020-05-18 22:19:50